三年目に思うこと

先週からわたくしの隣に座っているYさんが、身分証やパスポートの手続に故郷に帰るため、しばらく事務所を休んでいました。
彼は夏までには辞職すると思います。
ニューヨーク大に行ってしまうから。

月日の経つのは本当に早いですね。
何年か前に米国のロースクールへ行くと言っていた知人も、もう卒業して立派に仕事をしていますし。
この間まで、大学生で、可愛いと思っていた子が、立派な社会人になってしまっている。

自分だけが時間に取り残されているなぁ、と思うわけです。
何年か前にテレビで島田伸介さんが、3年でステージを変えられなければ、そこがあなたの場所だというようなことを言っていたような気がします。
研究機関の任期もだいたい3年ですものね。

思えば、わたくしの席の隣や後ろの住人はいろいろ替わりましたね。
窓際、便利だから、彼が出ていったら、ちゃっかり隣へ移動しちゃおうかな…

ピアノと愛人

先日、「のだめカンタービレ、フィナーレ」のアニメ版のDVDを見ました。

中国出身の雲龍君は、コンクールで名を挙げることもなく、パリ留学終了後、親戚が開くピアノ教室を手伝うと言って帰国しました。
確かに中国では、子どもにピアノやバイオリン等の楽器を習わせたい親は結構います。
聞くところによると、別にプロとかを目指さなくても、グレード取得とかしておけば、進学上いろいろ優遇されることがあるみたいなんですね。
外国の大学でボランティア活動とか重視されるとかっていうのと同じノリなのかな?

わたくしの家は裕福ではなかったので、ピアノ持っている子が羨ましかったなぁ。
ピアノ持っていなかったけど(結局、電子オルガンは買ってもらえたので、それで練習していました)、ピアノは習いに行き、近所でも習っている子はいっぱいいました。
中国家庭の収入格差はほんと、すごくあるので何とも言えませんが、お金持ちだとフツ―に持っていたりします(^^;

しかし、ピアノはただ買えばいいちゅうもんではないですよ。
そういえば、ピアノは愛人に似ていると言った人がいました。
「わがままで、お金がかかる」。

まず、ピアノそのものの代金。
ちなみに、YAMAHAの中古アップライト、日本だと30~40万円くらいからありますよね。
中国だと、それだけ出せばYAMAHAの新品が買えるよとのことでした。
ちなみに、わたくしの二胡と柳琴の先生は、引っ越しに際し、自分のピアノを8000元(日本円11万円くらい?)で手放したそうですが、北京あたりではもっと高値で取引されていることを後で知って、激しく後悔したと言っておられました。

次に年に一度、又は半年に一度の調律代。
普通は年に1度でいいのでしょうけど、よく弾く人に言わせると、半年に1回がベストなんだとか。
ちなみに、調律は200元くらい(地方だと150元くらい)だと聞きました。
日本だとグランドピアノで2万円(1200元から1500元)くらいだろうと中国人に言いましたら、「それだったら、一日に1台調律すれば、遊んで暮らせるね」と言われました。

さらに見落とされがちなのは、グランドピアノ(又はアップライトピアノ)をおけるだけの部屋の環境
最低限の防音しないと近所迷惑。
そして、狭い部屋にグランドピアノ置いたら、反響がすごくて頭がんがんするぞ。
普通は音大にでも行くのでなければ、アップライトピアノですわな。
アップライトですと、背中に弦がはってあるわけなので、少なくともそこの壁に防音板などを貼る必要があると思います。
中国人は結構、部屋を改造してしまうので(内装工事を結構、自由にやってしまう)、この辺、日本より問題にならないんですが。
内装工事のための卸売市場があちこちにあるので、そこで自分で防音壁を買ってきてもいいんでしょうね。
安いみたいです。

そして、最後に、ピアノは置物ではないのだから、弾いてあげないとピアノが死んじゃう。
そのためには弾けるだけの腕を養わないとね、つまりレッスン代がかかる。
レッスン真面目に受けて、有る程度弾けるようになるには練習時間も必要よ。
そうなると、必死に金もうけのために昼夜仕事をして、時間的余裕のない人には無理。

それらをクリアできる人がピアノを持てるんだよねぇ。
そして、一人っ子政策実施中の中国では、中流以上の家庭の親はそれだけのものを子どもに投資しちゃうわけですわ。

いいなぁ…

不法就労は免れたけど

今年の就業ビザの切り替えは、全然順調にいきませんでした。

とにかく、司法局による事務所の年度検査が大幅に遅れたためです。
従って、労働局はとりあえず年度検査前に、1ヵ月だけ就業延長を認めてくれて、年度検査後に再度1年の延期をすることになりました。
労働局が1ヵ月延期してくれたので、入出国管理局もビザを1ヵ月延長してくれました。
しかしですね、ビザの延長は手数料が400元もかかるのですよ。
1ヵ月後に再度、延長すれば、またそのときに400元かかる(--;

くそぅ、司法局のせいで400元損した(自己負担なので…)
うわさでは、今年は弁護士がらみの事件がいろいろあったので(うちの事務所ではなく、世間でという意味です)、司法局は法律事務所の年度検査を念入りにしたいためだとか。
外国で仕事をする場合、外国における自国の出先機関でもなく、自分が経営者でもない場合、いろいろ面倒ですね…

標題の展覧会が近所にある農業展覧館で開催されていたので行ってきました。
いちおう、建前は音楽関係者を対象にしている展覧会なので、「楽器店、芸術系の学校や音楽雑誌社とかの名刺を持っているわけじゃないし、どうしようかなぁ」と迷ったのですが、自分の名刺(もちろん法律事務所のやつね)で入場登録できてしまいました。

なんだ…審査はそんなに厳格じゃないのね。
要はセキュリティのためだけのチェックだったのかな。
迷ってピアノとかの会館へも行きましたが、グランドピアノとかがいっぱい並んでいると豪華でいいよねぇ。
しかしながら、時間がなかったので、とりあえず急いで「民族楽器」の方へ行きました。

蛇皮とかが卸売りされていましたよ…ひょぇ~

伝統的な普通の楽器のほかに、竹で作った損、巨大二胡、ミニチュア二胡、6本弦のバイオリンみたいなボディの琵琶など変な楽器もありました。

わたくしはといえば、とりあえず、二胡や柳琴の弦を買いました。
日本で買えば何千円もする高級な弦は、中国の楽器店街で買えば数十元(換算すれば500円くらい?)です。そして、展覧会で買えばさらに10元程度安かったりします。
展覧会に来ている教学関係者とかは、1個というより一束という買い方をするわけで、最初からばら売りお断りという楽器屋やメーカーもありましたが、ばら売りOKなところも結構ありました。
街中で買うより安いわけですから、この際、高級な弦ばかり買ってみました。
ちまたで数元で売っている弦に興味はない…(上手い人は安物の弦でもいい音を出せますが、そうでない人は安物の弦だと更に安っぽい音になるような気が…)
商品を見ているとお店の人が近寄って来て「あなた、先生よね?この製品はなんたらかんたんら…」と説明されました。ははは…面倒くさいので否定しないワタクシ。

そして、会場の外でも、どこからともなくいろんな人が集まって来ていて、道端で二胡を並べて、売っていました(いいのか???)
やはり、二胡というのは中国のおじさんたちに人気のある楽器なのですね。
日本だとお姉さま方に人気って感じがするけど。

わたくしはミニチュア二胡を買ってしまいました。

ミニチュア二胡

左:本物のMY二胡、右:ミニチュア二胡


楽器としての価値はいかがなものかという感じですが、可愛かったから…
展覧会最終日だったので、結構、お店側も売り払ってしまえ~というノリがあって、まけてというと案外、素直にまけてくれました。
これでも、ちゃんと音は鳴ります。
本物の二胡と同じ構造をしております。
お店のお姉さんいわく「ちゃんと本物の蛇皮を使っているのよ」とのこと。
はぁ…じゃあ、ワシントン条約に引っかかるので、これ、厳格に言えば、輸出入許可証を取得しないと国外に持ち出せないね。
でも、こんなもんに林業局は収蔵証を付けてくれないでしょう(笑)
よく出来ていて、「きらきら星」くらいなら正確に弾こうと思えば弾けますね。

スーパーの袋の使い道

最近じゃ、エコを意識してスーパーやコンビニで袋を貰わない人も多いと思います。
でも、あれば多分「ゴミ袋」として活用するのが普通かなって気がしますよね。

先週、わたくしの二胡を調整に出すため、先生が二胡を楽器屋から借りてきてくださいました。
それはいいんだけど、その辺にあった二胡だからケースに入っているわけでもない。
そのまま持って歩くと貼ってある蛇皮によくないから、先生は琴筒をスーパーの袋で包んでバスに乗り、「ほら」とわたくしに届けてくださったのでした。

フツ―に考えて、バイオリンとか三味線をスーパーの袋で包んで、電車やバスに乗る人、日本じゃいないよなぁ…

そういえば、よく黒い袋(日本だとゴミ袋にしか見えない)に衣類を詰め込んで移動している洋装店のお姉さんとかをバスで見るけど、すごく不思議だなぁ。

今年もそろそろ就業許可や居留許可の更新が近づいてまいりました。
この時期、いつもスリリングでございます。
なぜなら、外国人の居留許可というのは、雇用先の年度検査が終わって、労働局の就労許可が下りた後の最終ステップだからです。
労働局や公安局の入国管理部門には雇用主の営業許可証などの資料が必要であり、それは年度検査を経たものでないと無意味なのです。
おのおの、管轄が違うので、外国人の居留許可のことなんて考慮してくれないんです。
今年はまだ雇用者の年度検査が終わっていないとのこと。
うちは法律事務所なので、事務所の年度検査の管轄は司法局であります。

「さっさと年度検査してくれないと、うちには外国籍のスタッフや弁護士がいるので、困るわ」と事務局が言ったらしいですが、「後、2,3週間待て」とのことだそうです。
だから事務局の人に「そういうわけなので、私に言われたってどうしようもないのよね、もう少し待って」と言われました。
年度検査終わって、労働局の申請がすぐ下りればいいけど、そうでなかったら、アウトやん。
不法就労者へまっしぐら???
某大先生(中国人だけど外国籍)もわたくしと同じように就労許可の問題があるそうなので、わたくし一人の問題ではないから、事務所も焦ってくれると信じているのですが。
多分、ぎりぎり間に合うのだろうけど、間に合わなかったら、何とかなるんかいなぁ。

中国で働くには「心臓が強いこと」、これ必須かもしれません。
基本的になんとかなるやろ~という性格でないとやっていけないかも。

「ラ・フォル・ジュルネ“熱狂の日”音楽祭」というイベントに行ってきました。(ただ今、東京に帰省中)
4月28日から5月4日丸の内周辺(無料公演)
5月2日から5月4日東京国際フォーラム(有料コンサートなど)
公式サイトはこちら http://www.lfj.jp/lfj_2010/

朝から晩まで複数の会場で有料コンサートが行われ、有料公演だけでも170以上、それに加えて無料公演もいっぱいあります。
次はどこのビルに誰の何を聴きに行こうかな~と、まるでテーマパークでアトラクションの梯子をしている感じでした。
あぁ、東京はやっぱりすごいな…
地方にいたら、こんなにおいしいイベントにありつけないよう。
6年目になるというこのイベント、今年はショパン生誕200周年ということで、演奏家の方々、必ずショパンを演目に入れていらして、「あーこれ知ってる」って思う曲が多かったです。
クラシックお宅でない普通の人が身近にクラッシックに親しめます。
だって、ビルの1階にちゃちな演奏ステージを組み立てて、すぐそこで演奏家がピアノやバイオリン鳴らしているのですから、ほんといい感じ。
もちろん、演奏してくださっている若手の演奏家さんたちは、ちゃっかり今後の自分のコンサートの宣伝ビラなんかも配ってますけどね。

それから、丸ビルではショパン展がやっておりまして、ショパンの手稿(マズルカ)も拝見しました。
外国からお借りしたものだそうで、日本ではなかなか見ることができないものらしい。
細かくてわかんねぇ…

来年は有料コンサートのチケットをあらかじめゲットしておいて、その半券で入場できる周辺イベントにも行ってみたいと思います。
(楽器体験コーナーとかあるらしい)

夜10時過ぎに携帯電話が鳴りました。

こういう時間に電話をかけてくるので考えられるのは、G弁護士かS弁護士だろうと思い携帯を手にとりましたが、それは誰の番号か分からない電話番号からの着信でした。

間違い電話かもな、と思いつつ、「ニーハオ!」と言って出てみたけど相手は無言。
相手は間違えちゃったと思って一瞬焦っているのかなと思いつつ、再度呼びかけてみるけど、やっぱり応答なし。
そのうち、なにやら音楽が…
そして、聴こえてくるのは、決して上手とは言えない「北国の春」
どうやら、相手はカラオケ店にいるみたいなんです。

うーん、こうなってくると、日本語の分かる中国人の友人が冗談でかけてきているのかなと思い、しばらく北国の春を聴いてみました。
しかしながら、誰だか分からない。
酔っぱらって、わたくしに「北国の春」を聴かせようと思ってかけてきたのか、それとも、歌っている人とは別の人が冗談で彼が歌っている隙に彼の携帯電話で悪さをしているのか???
誰だい、わたくしに「北国の春」を捧げたい奴は!!!
結局、誰も応答してくれないので、聞き終えた後、電話を切りました。

後で番号をよく見てみると、先週、お会いしたY先生のもう一つの携帯電話であることが分かりました。
多分、ロックが外れて、勝手にリダイヤルしちゃったものと思われます。

先生の別の顔を見て(聴いてか?)しまいました。
飲み屋でお姉ちゃんを口説いていたりするときに、携帯が勝手にリダイヤルなんてことがなきにしもあらずですから、皆さま、くれぐれも気をつけませう。

例えば、何かの分野で大成するためには天賦の「才能」はあったほうがいいに決まっています(笑)。
でも、もっと大事なものがあるらしいです。
それは「悟性」。

最初にわたくしの柳琴と二胡の先生である龍海先生からこの言葉を聞いたとき、「???」と思いました。
龍海先生に「どういう漢字ですか」と尋ね返して「孫悟空の真ん中の字だ」と教えてもらった後、辞書を引いてみたら、「理解力」という説明が書いてあっただけなので、何となく「先生の言うことをちゃんと理解できる能力なのだろうな」くらいに思っていました。

ところが、二胡の演奏家・教育家で中央音大の趙寒陽先生の著書を読んでビックリ仰天。
恐ろしい勘違いをしておりました。

以下、わたくし萩原有里が翻訳して引用させていただきます。

中国の伝統文化において、人の脳の機能は「元神」と「識神」の2つに分類することができる。「元神」は人が生まれながらにもっているもので、いわゆる天賦であり、コンピュータのCPUに相当する。「識神」は後天的に生活の中で形成・蓄積されるもので、コンピュータのソフトウェアとRAMに相当する。人は成長過程で「元神」と「識神」は相互依存、相互補助、相互浸透するという密接な関係を呈する。つまり、後天的な学習蓄積を通じて「識神」は「元神」の開発を誘導及び激励し、また反対に「元神」は人の「識神」知識の理解を促進する。ただ、これは勤勉に学習しさえすれば、知識が蓄積され、「元神」の開発を誘導促進できるというものではない。なぜなら、「元神」と「識神」の間には特殊なコードを用いてコミュニケーションをとる必要があるからである。人はこれに対応する思考方法及び思考構造を構築して初めて「元神」と「識神」の間の連絡通路を開くことができるのであって、これが俗に言う「悟」である。
二胡の学習過程では、学習者の「悟性」を重視し、その次に「勤勉」が強調される。「元神」の機能はとても強大であり、「元神」と「識神」の間の連絡通路を開けてやりさえすれば、二胡の学習者は誰でも優秀な演奏家になれるといってよいだろう。
(略)
科学者の研究報告によれば、人が一生のうちに開発する大脳機能は10%にも満たない。残りの90%は即ち「元神」の部分である。だから「悟性」は「勤勉」より重要であることが分かるだろう。

趙寒陽著「一句話学二胡」藍天出版社、2010年1月、107~108頁。

ひょぇ~
龍海先生はわたくしに「お前、真面目で勤勉だし、悟性あるから上達するよ」って言ったんだよ…

先生の「人をその気にさせて伸ばす戦略」なのかなぁ…

しかし、「悟性」が何なのかは分かったけど、如何に「悟性」の門を開けるかは、書籍を読んでもあまりよく分からないのでありました…
「自然の流れに逆らわないこと」みたいなことが書いてありました。

いずれにしても、龍海先生はわたくしの使っていない大脳の何割かを開発してみよう!と思っていてくださっているようで、ありがたいことです(^^;
こんなド素人が楽しく練習できるのも、皆せんせいのおかげ。
先生には、ものすごく天賦の教える「才能」がおありになると思うのでありました。

紫檀とは何ぞや

先日、紫檀の二胡を買いました。
お値段は秘密…
日本で同じものを買うとしたら、いくらくらいの値がつくのか興味のあるところ。
一般的には日本の売値の二分の一、三分の一くらいでしょうか。
日本のちゃんとしたお店でインド紫檀二胡を買えば、何十万でしょうが、わたくしはそんなお金持ちじゃありません、ほんと。

二胡

一言で「紫檀」と言ってもピンキリ。
そして、困ってしまうのが、言葉や商習慣の違い。
「紫檀」といっても、どこどこ産のXXという植物だというように限定できるものではないため、いわゆるインド産の超高級紫檀から、その他の産地の紫檀、前述の紫檀とは異なる木で紫檀によく似た木までぜ~んぶ「紫檀」と称してしまうと、どれが価値がある紫檀なのか、素人にはさっぱりわからないのです。

シタン(紫檀)とは、マメ科の常緑広葉樹のうち、木材として利用することのできるツルサイカチ属およびシタン属の樹木の総称。(略) 本紫檀、手違い紫檀(チンチャン)、ローズウッド、パーロッサなどがシタンとして使用される。タイ、ラオス、ベトナムなどで産出される。古くから利用されているにもかかわらず、その実態ははっきりしていない。現在では Dalbergia cochinchinensis が本紫檀とされている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ですから、紫檀に似たようなものを悪意で「紫檀」として高値で売る悪徳商人もいます。
そして、別に悪意なく、いわゆる日本語でいうところの「本紫檀」でなくとも、中国の商習慣によれば「紫檀」に該当するランクの落ちるものを「紫檀」と称して、お手頃な値段で売るのは別に悪いことではありません、普通のことでしょう?
それで「本紫檀」じゃないものを「本紫檀」だと思い込んで買った日本人が騙されたと思うのは、単にあなたの異文化に対する理解不足じゃねぇの?とわたくしは思ったりします。
まぁ、確かに、紫檀じゃないものを紫檀だと言って信じられない高値で売る商人もいるらしいので、中国の消費者も気が抜けませんねぇ。

ところで楽器に使う紫檀ですが、別に高けりゃいいってもんでもないらしいです。
楽器は様々なパーツが組み合わさってできているので、超高級紫檀を使ったからといって最高級の音が出るというものでもないし。
一番、影響力が大きいのは「本人の腕」だろ(^^;

で、わたくしの二胡ですが、ランクの落ちる産地不明の中国語で言うところの「紫檀」でしょう。
別に他人に転売する気はないので、日本語で言うところの別の木だったとしても、わたくしにとってはどうでもいいことです。
楽器なのだから、要はいい音が出ればよいのです(笑)

上手な方が弾けば、「細膩」(きめが細かくてなめらかである喩)な音がします。
わたくしのようなまだ1ヵ月も習っていないど素人が弾くと、そんなきめ細やかな味のある音はでません。
でも、わたくしのような者が弾いてもすごくよく響きます。
あはは、リズムと音程、狂いまくってるから、あまり遠くまで聴こえない方がいいのにねぇ…

俗に言われている初心者の音、即ち

「殺豚」(豚を殺すときの音)
「殺鶏」(鶏を殺すときの音)
バイオリン族の初心者の音にありがちな「ノコギリを引く音」

がしないだけ、一応、マシなんですが。