世の中には本当に訳しにくい言葉というものがあるものです。
そのなかには、「老板」(lao ban)というのも訳しにくいなぁと思います。
わたくしが日頃やっている翻訳文書にはまず登場しない言葉です(^^;
普通に辞書を引けば、
(1)(個人経営の商工業の)経営者;店主.
(2)〈旧〉京劇の名優あるいは劇団を組織する俳優に対する尊称.
小学館日中・中日辞典 第2版
中国に来る前、わたくしは「老板」は社長さんあるいは、店主みたいなものだろうと思っていました。
辞書だけ見たら、「老板」って会社の社長さんみたいな感じでしょう。
あるいは小規模なところで、八百屋の店主とか、そんな感じですよね。
でも、中国に来て分かりました。
実際には、屋台で野菜売ってる人も、立派な「老板」なんですよね。
そして、もっと驚いたのが、日常生活では、純粋な商売人の世界だけで使っているわけではないのですよ、「老板」って言葉。
例えば、うちの事務所でも「うちの老板、外から帰ってきた?」と秘書が話したりします。
この場合の、老板とは、ボス弁だったりするわけです。
つまるところ、稼いだお金で、生活の面倒を見る人(ボス弁は自分の手下に給料を支払う)が老板なのかなと思ったりもします。
もっとも、法律事務所の場合、会社のように、すべて事務所が従業員の給与を負担するというパターンと、パートナー弁護士がそれぞれ自分の手下の面倒をみるというパターンがあり得ますが。。。
もしかすると日本語の「旦那」に近い言葉なのでしょうかね。
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クジラとカエル
今朝、S弁護士が嬉しそうにわたくしの部屋に来て、新しいお友達を紹介してくれました。
かえる君です。
お腹にあるポケットの中に、保冷剤(冷凍庫に入れて冷やす)をいれて抱っこしていれば、暑い夏も怖くないということであります。
ところで、職場の弁護士の個室には数は多くはありませんが、ちょこちょこぬいぐるみが生息しております。
例えば、以前、紹介したワニさんとか、くじらちゃんとか。
↓
http://legalio.com/archives/1312
(こういうところは、外からお客さんにすべて丸見えの窮屈なオフィスと違って、仕事さえきちんとしていれば、何を置いていても経営者から叱られることはないというのが、うれしい。ちなみに、うちの某偉い弁護士の部屋も法律書籍以外にスヌーピーいっぱいいます。)
こういうものって、好きな人は徹底的に好きだし、興味ない人はあまり興味ないので、部屋や机の上もすっきりしていたりと極端ですよね。
わたくしが前者なのは、ご存じのとおりです。
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実はサッカーのルールを全く知らないし、一緒に見て盛り上がる人もいないので、テレビ等でサッカー観戦をあまりしません。
だから、日本がこの間、活躍したことも、日系食材スーパーで「海鮮半額」セールをしているのを見て初めて知りました。
すみません…
そんなわたくしですので、夫がメールで「P.S ブブゼラ知ってるかね?」と聞いてきたので、そこで初めてネットで検索して、民族楽器だということを知りました。
夫が言うには、ほとんどが中国産らしいですね。
わたくしが、変な民族楽器を集めて喜び、変な民族楽器を鳴らす人に道で出会えばしゃがみこんで聴いているため、もしかして集めているのではなかろうかと心配したのでしょうか???
唇の振動がどうこうと説明があるので、金管楽器なのでしょうね。
わたくしの場合、笛は、リードのある笛(例:リコーダー、フルス、バウー)又はエアリード系の楽器(例:フルート、横笛、蕭)しか音を出すことができません。
だから、わたくしはブブゼラ吹けませ~ん(^^;
ところで、ブブゼラは音階が出せないらしいじゃないですか。
曲を演奏することを目的にしてないのなら、この楽器を最初に作った人はどういう目的があったのかなぁ
ブブゼラは中国語で何というのだろうと調べてみましたらVuvuzelaの発音に漢字を当てるのが一般的で、「鳴鳴租拉」「鳴鳴組拉」とか書けばよいようです。
鳴はmingという発音で、vuvuという発音から、ずいぶん離れてしまいますが、「鳴」という漢字は日本語と同じで、虫が「鳴く」ともいい、雷が「鳴る」ともいいますから、ニュアンスそのものはズレていないのでしょう。
北京のフツ―の楽器屋にも置いてあるのかなぁ???
気にしていなかったので、あるのかどうか知りません。
楽器屋より、スポーツ用品売り場とか、デパートにありそうな気がしますね。
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昨日に引き続き、今日も暑い…
昨夜テレビでニュースを見ていたら、レポーターが「ほら、見てください、道路で卵焼きができました!」と道路が如何に熱くなっているかを報道していました。
はぁ…確かに普通の道路で卵焼きが出来ていました。
同室の同僚(米国弁護士)は長期休暇中…
(多分、暑いという理由と、子どもが夏休みになったため、お母さんは大変なんだろう)
しかし、中国って夏休みが早くないか?やはり暑くなるのが日本より早いからなのだろうか???
ワシも日本に帰りたいぞ。
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暑い日が続きます…
出勤したら、隣の同僚が、今日は38、39度いくって天気予報が言ってるぞと教えてくれました。
そして、暇なのか、彼は午後から、今39度になったとか、逐次報告してくれます。
いちおう、40度までいくと、政府が仕事しなくていいぞという宣言をするはずなのですが、いまだかつて公式に宣言したことはないようです。
場所によっては、もう40度いってるところがあるはずなんですよね。
さきほど、隣の同僚が39.9度だぁ~と叫び、5分後に、あ、40度ってネットには出てるよと教えてくれました。
あぁ…クーラーのない自宅に帰りたくないぞ。
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中国の時代劇で、夫が妻に「休了妳」と言えば、「離縁する」との意味です。
ちなみに、離縁の際には「休書」というものを書いたそうですが、日本でいう「三行半」みたいなものですね。
なんで、「休」という漢字を使うのか、腑に落ちないんですよねぇ。
今の日本語的感覚からすると、「お休み」だから、一次的な休暇のような気がしてならない…
でも、「休」という中国語の漢字には「やめる」「停止」と言う意味があるので、そこから縁を切るというか、終わるというような意味に通じているのかなぁ…
そして、時代劇で「二房」といえば、二号さんのことであります。
当時であれば、別に違法行為ではないため、正妻さんと二号さんは「姐姐(お姉さん)」「妹妹(妹)」というように呼びあったりします…
時代劇を見ても、あまり使い道のある言葉を学習しませんね…
どうでもいいことばかり覚えてしまう…
「お代官様~無実でごぜぇます~」みたいな言葉とかね(^^;
そして、日常生活で、
「北京城内には、いつお戻りになりますか?(いつの時代だ?)」等とうっかり言ってしまうと、アホだ。
注:北京の地下鉄環状線は、北京の旧・内城をぐるりと回っていて、駅が18ありますが、そのうちの11の駅の名称は「XX門」です。
この地下鉄環状線は明・清の時代の北京を囲む城壁の地下を走っており、「門」の付く駅の地上には、かつて城門があったそうです。
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DVDやCDを買うとき、不良品に出くわすことは、たまにあるので、あぁ運が悪いなと思うことはありました。
しかし、先日、これまでで一番呆れたケース。
こんなの初めて。
中にDVDが入ってなかった…
(つまり空箱だった)
別に、変なところで購入したわけではありません。
誰でも知っている大きな書店で買った正規版ですよ。
どっと疲れました。
この本屋とは相性が悪いのかな。
以前もそこでCDを買った時、そのCDの解説ではない解説本が中に入っていました。
(ある民族音楽のシリーズもののCDだったのですが、シリーズのなかの別のCDの解説でした)
そのときも、どっと疲れました。
人に聞いても、上記のようなケースはあまりないようです(普通はCDやDVDが再生できないというクレームが多いと思います)。
わたくしって、すごく運がいいんでしょうね。
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わたくしには子どもがいないので、夫のことを「パパ」とか「お父さん」と呼ぶ習慣はありません。
でも、子どものいる家庭ではお互いに「パパ」「ママ」「お父さん」「お母さん」と呼ぶのは珍しくないよね。
中国語の場合、相方に呼びかける際に「パパ」とか「お父さん」と言うのをあまりきいたことはありません(結構、相手の名前をストレートに呼ぶか愛称で呼ぶのが多いような気がします)。
でも、子どもに対して「パパどこに行った?」とかは言います(これはどの国でもそうですよね、きっと)。
不思議に思うのは、以下のような会話。
A:「息子さんは背が高い?」
B:「俺より高いかも」
A:「じゃあ、奥様、背が高いんだ」
B:「そうだなぁ、“息子のママ”は俺より背が高いなぁ」
別に離婚しているわけでもなく、奥さんや愛人がいっぱいいるわけでなくても、子どもを中心とて会話しているとき、息子の母=自分の今の妻である人を指して「他媽(直訳すれば、彼の母)」というんですよね…
もっと不思議に思ったのは、清代のテレビドラマでの、以下のような会話。
お医者様とその弟子が投獄されて、知人が牢屋に訪ねてくるシーン。
弟子は先生のことを常日頃、「師傅」と呼びかけます。
そして先生の奥様に対しては「師娘(あるいは師母)」と呼びかけるのが普通です。
注:中国語の「娘」は日本語と違い、母の意味です。
奥様は夫が投獄されたことを知ると倒れてしまって、牢屋を訪れることができないわけですが、お医者様が知人に訪ねます。
「他師娘怎麼不來?」
直訳すれば、「彼の先生の奥さんはなぜ、来なかったの?」
語手から見れば、自分の妻なのに、会話が弟子を中心に展開されたので、こんなまどろっこしい言い方をしたわけです。
しかし、日本語に訳せば、違和感あるわぁ(訳せないぞ)。
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明日から端午節(16日)のため、14日から16日まで休業です。
旧暦の5月5日の休日であるため、毎年、休みが違います。
連休にするために、月曜日と火曜日の分は、土日出勤になります(国がそう決めています)
さすが、宗教にあまり関心のない政府のすることなんだよなぁ。
土日出勤と聞いて、行けるわけないじゃんかと思う外国人は少なくないと思います(–;
しかしながら、わたくしは敬虔なクリスチャンではないので土日も出勤しておりますが…
自分で休暇を取る人も少なくなく、食堂はガラガラであります。
そういえば、まだ粽を食べてなかったなぁ。
食堂でも出なかったし。
帰りに買って帰ろう!
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つくづく、翻訳とは外国語の問題ではなく日本語の問題なんだなぁと思います。
似たような言葉が出てきても、いかに区別して、いかに感覚的に近いものにできるか、そのためには、自分の頭の引出にたくさん日本語の言葉がつまっていないといけない…
辞書通りの意味でいいなら、機械翻訳で十分だものね。
先日、ヤフーのチャイナモールを見たら、機械翻訳なので面白い訳がいっぱいあった。
まぁ、だいたい意味の分かる表現もあれば、原文見ないと何だかよく分からない表現もあったりで、かなり笑えました。
ところで、こういう文章はなんと訳したらいいんでしょうね?
例題:楽器の共鳴板の材質による音の違いの説明文。
原文:「紫檀木琴的优点是音色纯净,酸枝木琴的特点是清脆明亮,黑檀木琴声音比较清脆明亮结实.各有特点.」
半加工:「紫檀の良いところは、音が「純浄」、酸枝(紅)木の特徴は、「清脆明亮」、黒檀の音は比較的「清脆明亮結実」であることであり、それぞれに特徴がある。」
仮訳:「紫檀の良いところは、音に透明感があること、酸枝(紅)木の特徴は、凛として澄んでいるところ、、黒檀の音は比較的、澄んでいながらも重厚感があるところであり、それぞれに特徴がある。」
太字の部分をどう訳すか。そこでその人の感性が試されているような気がしますね。
こんな訳でいいのだろうか。
もっと上手い言い方があるに違いない、というところが絶対的正解のない翻訳の楽しい(あるいは辛い)ところなのかなぁ。
文字を無視して自分が弾いてみたときに感じたままを書くというのも手だな(おい)。
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