20歳から20年近く法学を専攻してきました。
それまでの、わたくしの専攻は「情報処理」つまるところ、コンピュータプログラム設計でした。
(今となっては、時代遅れの知識で役に立たない)
しかし…ここに至って、法律屋って、弁護士になるとか、大学の先生になるとか、会社の法務部で仕事をするとか、そういうところで働くことができなければ、学歴って無意味、いったいこの20年、何やってきたんだ~>自分、と思う今日この頃です。
それに比べて、言語とか、文化的なもの(お茶、お花、器楽、ダンス等)って言うのは、「教えてください」という人がいるもので、大金もうけは出来ないかもしれないけど、誰かの能力が向上していくのを見続ける喜びっちゅうものがあって、役立っている自分が自覚できるので、なんか心が温まる感じ。
わたくしは言語教育専門家ではないけど、日本語をチェックしてほしいと言う中国人に何度か、日本語を教えたことがあります。
(今も休日に一人、不定期で教えています)
最初はたいしたことのない日本語しか書けなかった人が、日本留学して何年かして帰って来て、その人が書いたものを見てみると、直すところがあまりない立派な文章を書くようになってて、ほんと、すげ~なと思います。
立派になって帰ってくると、その当時、直してあげた甲斐があったというものです。
法律屋には結局、なれそうにもないし、言語そのものを飯のタネにするには、レベル足りないし(通訳の訓練はすごく大変)、この先どうやって生きていこうかなぁ。
日本の大学を目指している中国人の家庭教師にでもなろうかしら???
ははは、でも、事業としては成り立ちそうにもないねぇ。
そもそも、言語は子どものころから成績がよかったわけでは全然ないんですよ。
こういう仕事をしていると、言語の才能に恵まれた人を何人も傍で見てきましたから、自分がいかに「バカ」か分かります。
でも、人間、とりあえずやっていれば、一流にはなれなくてもそれで飯が食えたりするわけですが…
日本では飯が食えないでしょう…(^^;
あぁ、この歳になって専攻変えて、学生に戻りたいと思う今日この頃。
モラトリアム???


ラカンカというと、咳止め薬が思い浮かびますね。
あ、女の子だとダイエット甘味料を思い出すかもしれないな。
本物を初めてみました。
最近、何かの拍子にせき込むと咳が止まらないというアレルギーのような症状が激化しまして、G弁護士がこれをくれました。
そういや~ここは中国だったんなぁと思いました。
皮と種をちょこっとカップに放り込んで、お湯を注いで終わり。
ほうっておくと、すごく甘くなってきます(^^;
効いたかどうかですが、まぁ、良くなってきました。
わたくしが翻訳させていただいている「台湾著作権法逐条解説」ですが、原作の方は第3版が出たそうです。
もっとも、原作は教科書としての用途があるので、出来るだけ最新の内容を保たなければならないし、それなりに部数もはけるので、すごいスピードで再版ですね。
ちなみに第三版の前書の訳文はこちらです。
http://tw.commentaries.asia/
わたくしは日本・中国問わず、企業勤めの経験がありません…
公務員と法律事務所スタッフという経験だけ。
でも仕事上、「日本の会社員はこういうことを考えているのか」ということは分かりますし、部分的には日本で公務員をしていた時と同じ感覚のことが言われていたりもします(企業とお役所では違うところもずいぶんあると思いますが、日本人的思考・行動パターンに大差はないような気がします)。
かつては、日本からの駐在員さんが高い給与をとっていることが羨ましかったりしたものですが、それと引き換えにというか、異なる文化の中で異なる感覚の人たちと仕事をするのは相当なストレスだろうなと思うので、羨ましいとは思わなくなりました。
わたくしは、上の人間は中国人で、スタッフのほとんどが中国人なので自分も中国人化してしまえば、別にストレスにはなりませんが、駐在員さんは、日本の会社と現地の会社の板挟みになって気の毒ですね。
日本では当たり前のことが外国では当たり前じゃないんですが、どっちが良い悪いと言うよりも、自分が病まないために、郷に入れば郷に従うのがいいと思うのですが、中国社会を知らない日本の親会社の人に、「中国ではそういうもんなんだ~」と言えませんものね。
日本人から見たら非常識な行動、わたくしにもあるのでしょうね…
中国語ができなくても、漢字を書けばとりあえず通じる、というのは確かにそうなのですが、そうでもないこともあるのですよね。
先日、章先生(台湾著作権法逐条解説の著者)に昭和の台湾総督府民生部の公文書の目次のコピーを見せられ(メールの添付として送られてきた)、意味を確認したいと言われました。
その原文は
「著作権法施行ニ関スル心得」
察するところ、著作権法施行に際しての注意事項みたいなものが書いてあったのかなと。
中国語の「心得」って何だと思います?
仕事や学習で会得したものが「心得」なんです。
「施行前の注意事項」と「施行後の会得」じゃあ、ずいぶん、意味が違いますよね(^^;
まぁ、目次だけで中身を見ていないので、わたくしも何とも言えませんが、章先生はある方の中国語訳文を見て、「本当かなぁ」と疑問を持ち、日本語の意味を確認したいとおっしゃったようです。
時々、中国語と日本語は似ていて非なる表現があるものだなぁと感心します。
「洗手」と書いてあったら、とりあえず「手を洗う」ということだろうと日本人なら推測できますね。
それ以外の意味についてはどうでしょうか?
例えば、「洗手改行」
パソコンの前に居らっしゃる皆様は、きっと、「手を洗って、改行キーを押せってか???」と首をひねりそうですね(笑)
改行の意味は専門とか業種・業界を替えることです。
つまり、「鞍替えをする」というような意味になります。
ん?って思いませんか?
だって「手を洗って」「フィールドを替える」ことは普通、「足を洗う」じゃないの?と日本人なら思いますよね。
中国語だと手を洗うんですね。
だから、悪事から足を洗うことは「洗手不干」と言い回します。
中国語は手を染めて手を洗うのですから、論理的ですが、日本語だと語源が違うので、手を染めても足を洗うわけでですね(^^;