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一元札の悪夢

Posted by 游鯉 on 10月 25, 2008 in 雑感あれこれ

昨日、ごちゃごちゃになっているお財布の中身を整理していたら、ひじょ~に嫌なものを見つけてしまいました。
偽札?
100元の偽札は多数、市中に出回っていますが、わたくしは幸いにもそういうものをつかまされた経験はありません。
一元札に字が書いてあるのです。
よく名前が書いてあるお札には出くわすので、その類だと思っていたら…
なんと、某邪教団体の宣伝文句!
この団体はいかに素晴らしいとか、あなたに幸せをもたらすだとか書いてあるのです。
「これ、偽札じゃないんだからさっさと使っちゃおうかな」と安易にわたくしが言ったら、傍にいた2人の弁護士に「ダメダメ、もし見つかったら大変なことになる!銀行で理由を言って替えてもらいなさい」と制止されました。
よくよく考えたら、邪教の宣伝行為は刑法に触れます。
ついでに言えば、法による処分というより非人道的な制裁、虐待を受けることの方が怖いかも。
観光客ならともかく、Z(就労)ビザ所有者で日常的に翻訳している人間なのだから、外国人だから漢字が読めずに、邪教の宣伝文句だったなんて知らなかったという抗弁は通用しないだろうなぁ。
しかも外国人は、特定の宗教施設(例えば教会)の中を除き、許可なく如何なる宗教活動も行ってはならないわけですし。
しかし、いい加減にしてほしい。
1元札とはいえ、本物のお金は誰もゴミ箱に捨てないだろうから、よく考えたものです。
自分のリスク管理の甘さに反省しました。

 
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本当に何にでもなれるのか

Posted by 游鯉 on 10月 25, 2008 in 読書感想文, 雑感あれこれ

「人は何にでもなれる」というのは本当でしょうか?
この頃は「勉強法」の本がブームですね。
でも、いくら勉強法を読んで「技術」「知識」だけ詰め込んでも意味がありません。
多くの人がそれで結果が出せずに挫折していますね。
では、どうしたらいいのか。
通常の思考パターンが『リミッター』になっていたら、せっかくの努力も無駄になります。
「時間活用術」とか「勉強法」にいくらお金と時間をかけても、『リミッター』が限界です。

仕事アタマの設計図 思考のボトルネックを解除しよう!

著者:石川和幸
価格:1575円(税込)
時間:5時間51分34秒

もっともだと思います。
確かにこれまでの自分の人生を振り返ってみると、著者のいうリミッター(制限)、つまりボトルネックをはずすことが「何かになる」ために一番大事なことだということが分かります。
著者はボトルネックをうまく外した例として「ドラゴン桜」という人気漫画(ドラマにもなったらしいですね)を引用してこうも言っています。
『ドラゴン桜』という漫画をご存知でしょうか?
ストーリーは単純です。しかし、衝撃的な内容です。
不良高校の建て直しに来た主人公が、やる気のないダメ生徒二人を東大合格に向けて、がんばらせるといった内容です。
この中で、実は「東大に行くのはごくふつうの話」ということをわからせるくだりがあります。
「誰でも東大に行くことは可能」という「可能性」を信じたダメ生徒二人は、教師の特殊な指導により、猛烈に成績を上げていきます。
さて、結果はどうなるのでしょうか?
興味があれば、『ドラゴン桜』を読みましょう。人生が変わりますよ。
この例、実はわたくしにとっては新鮮でも何でもありません。
自分自身が同じような体験をもっているからです。
当時、学校の成績もよくなかった商業高校出身である自分が、普通入試で大学に合格して、その後東大に匹敵するかどうか行ったことがないのでよく分からないけど、一応中国人だったら入るのがかなり難しい大学院の研究室に籍を置くことができて、最終的に学位とって卒業しているからです。
(普通高校や受験予備校・各種スクールへ生まれてこのかた行ったことがないのですから、当然試験のノウハウが分からず、大学・大学院入試は何度も何校もすべっているし、修士も博士も1年卒業延期をしていますけどね…^^;)
ですから、ある程度のことについては、自分で自分の足かせをはずしてやれば、「何にでもなれる」のだと思います。
でも、実は最近、わたくしの足かせは、はずれるどころか重くなる一方なのです。
わたくしのボトルネックとなっている思考はこれ ↓
「中国でいくら一生懸命仕事をしても、結局、帰国すればその職歴なんて何の意味もない。」
もしかすると、自分のネガティブな思い込みが、自分の未来を真っ暗にしているだけなのかもしれませんが、常識的に考えて、専門職でない若くない女が日本で就職相談することは、街中の旅行社に行って「宇宙旅行したいんですけどぉ」というくらい、突拍子もない相談だと思います。
友人知人にいわせるとわたくしは「行動的」「勇気がある」から不可能を可能にするそうですが、わたくしが思うに頭が他人と比べて鈍いので自分の能力の限界が分からないというか、そもそも考えられないというか…
読書感想文に話を戻すと、本書は「選択のボトルネック」の章で、人生で「選択」を誤らないことが大事だと述べており、簡単な理由を挙げて、法律の勉強をしている人が菓子職人をしているのはいかがなものか、適切な場所を選べと述べております。
また、一番最悪なのは、好きでも得意でもないことを収入がいいからとか、資格等に権威があるから等の理由で選択することだとも述べています。
現在、好きで得意なことを仕事にしているわたくしは、幸せなので何ら悩む必要はないのかもしれませんが、日本で一生できる仕事ではなく、老後日本で何の保証もないまま孤独死するであろうことを考えると、いまのうちに何とかすべきなのですが、何をどうしたらいいのか分からなくなるのでした。
「好きなことが分からない」と嘆く若い子や心の病の人からしたら、幸せな悩みなのかもしれませんけど。
「何者でもないことは何にでもなれること」というのがわたくしの20代の頃の信条でしたが、40に近くなった今になって、「本当ですか」と自問自答です。
本書は自己を制限するボトルネックという概念そのものに気づいていない人にはお薦めです。
しかし、結局、ボトルネックを外すのは自分自身であり、他人がいくら励ましてくれても、どうにかなるものでもないので、その先はやはり個人個人の試行錯誤かもしれません。
誰も雇ってくれないなら、起業?
でも、資金も才能も人脈も無いよ…
↑ これが思考のボトルネックってやつ?
(金も人脈も無いなら無いで今から作って自分の才能の無さは周囲に補ってもらえよというのが、未来を変える人の思考パターンでしょうね)
負のスパイラルから抜けるには、やはり本気で自分の限界を知らないバカになるしかないのでしょうか(@_@)。

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