忘年会終了
午前中は事務所で仕事をしましたが(特に急ぎの仕事がない人は今日は事務所に来ませんが、そうでない人はちらほら事務所にいました)
午後は忘年会。
カラオケ庁の部屋を一つ貸し切ってのパーティです。
忘年会の出し物のトップバッターだったのだけど、ずっこけた(^^;
まぁ、皆で合わせる練習が不足していたから、しょうがないんだけどね。
でも、楽しくやったという点では、別に問題なかったのかな。
演奏と歌唱という点から見たら、ボロボロだけど(^^;
別にプロじゃないんだからいいよね。
舞台では色は黒だけど、サテンのように光る素材の柄が入っているチャイナドレスを着たので、なんつーか、恰好だけは一人前にしてみました。
お前、どこのパーティにおよばれされてるのってな恰好で、事務所で普段着から演出用のチャイナドレスに着替えて会場に出かけたので、、なんか事務所を出るときは、ものすごく浮いていましたが、舞台に立ってしまえば、地味なんですよね。
自分の出番が終わって、2番目の日本チームのZQ先生の歌を聴いて(声が大きかった)、3番目の日本チームのMさんの剣舞(かっこよかった)を見てから、普段着に着替えました(わたくしの場合、普段着にしてもチャイナカラーだったりして…)
手話と歌の出しものでは、K弁護士のチームがどこかからトラのきぐるみ(遊園地とかで子どもに人気があるやつですね)を借りてきて着て踊ってくださり、とってもかわいかったです。
来年は何をしよーかなぁ…ふふふ
天津にて講座
昨日、友人の紹介で天津市の現代職業技術学院というところで講座をしてきました。
実は、こんなに若い子たちに話した経験は高校の教員免許の時以来なので、やっぱ若い子にウケるテーマっていうやつがよく分からなくっていて、学生にとって眠い講義だったろうなという気がします…(次回、機会があればテーマをもう少し考えます)
自分自身が商業高校出身なので、かつて自分がどういうことに興味を持っていたか思いだせばいいはずなのにね…
将来役に立つだろうという話は、今されてもピンとこないってところでしょう。
知財で著作権なら、アニメや音楽の著作権がらみ、インターネット上の権利侵害の話だったらまだ、身近に感じるかなぁ。
次に話が来たら、ネットの権利侵害でもテーマにしましょうかね。
日本語でも面白おかしい講義や分かりやすい講義というものは難しいですよね。
大学の先生の大半は面白くない眠い講義してるんもんねぇ…
外国語で面白い講義ってどうやればいいんだろうね。
やはり講義対象者をはっきり認識して、テーマを選ぶべきでした(最近、超忙しかったので別のところで使ったものを使いまわしてしまいました…申し訳ない)
【余談】
久しぶりの天津でしたが、今は移動がすごく便利になりましたね。
北京南駅に行ってその当日、切符を買って列車に乗ったら25分で着いてしまう。
中国の人はこれまで日本のように数時間かけて都心まで通勤してくるっていうことはなく、自転車(又は近距離のバス)で行ける距離にお勤めするのが普通だったわけですが、将来はのんびりした天津で家を買って暮らして高給を取りに北京へ通勤するっていうのもアリなんだろうね。
わたくしは甘い先生
自分の携帯電話のアドレスをみると、つくづく「先生」ばっかりだと思います。
弁護士が「先生」かどうかは置いといて(教えを請わなければならないことは何一つないという理由で本音は弁護士を「先生」とは呼びたくないとおっしゃる人も世の中には多数、存在するみたいですが、わたくしは別に何とも…長いものには巻かれています。)、ほんと、先生だらけ…
平日は弁護士の「先生」たちの中でお仕事。
週末は音楽の「先生」のもとで、お稽古。
ついでに、中国人に日本語を教えて、自分も「先生」と化す…
しかし、お稽古の先生というものは厳しいよね。
わたくしが現在、日本語の家庭教師をしている中国人は音楽教室の事務の先生なのですが、事務の先生とはいえ、ピアノや琵琶をそこそこお弾きになられます。
よく子どものピアノの試験前には、練習の面倒も本業の先生に代わって見ておられます。
で、彼女、いい大人になったけれども、やっぱりもっときちんとピアノを弾きたいと思い、ここ最近、子どもの頃のリベンジで、自分もピアノを習っています。
先週、先生にキツイことを言われて、レッスン中に泣いてしまったそうです。
ま、気持ちはよーく分かる。
先日ピアノの先生が彼女に「あなたの日本語の先生は多分、相当、優しいつーか、甘い人なんじゃないの?全然、おさらいしてなくても怒らないんだ?」と不思議がっておられたそうな。
まぁ、わたくしは、日本語教師として講義した経験はないけど、何人かの中国人の家庭教師は頼まれれば、これまでしてきました。
うん、わたくしは基本、とっても甘いです。
生徒がやらなくても怒らない(^^;だって、上達したけりゃ、やるしかないわけで、サボればそれなりの効果しかなくて、全部自分に跳ね返るだけで、わたくし自身、別に痛くもかゆくもないもんねぇ…
それに、わたくしの場合、文法をきちんと教えられないし(右脳で言語を理解する人だから…)
こう言ってしまうと、すごい無責任な先生ですね、ワタクシ。
でも、目的のある人は最後はちゃんとやってるくるから、放し飼い状態。
そこいくと、音楽の先生というのは、ものすごく厳しいですよね…
かなりキツイこというし…
レッスン中に泣くなんて、結構、皆経験あるよね。
ちなみに、わたくしが通ったことのあるところなんて、音大付属とか目指している立派な音楽教室ではなく、あくまで趣味教養レベルの教室ですけど。
あ、でもカルチャーセンターみたいなところだったら、生徒を泣かせることはないのかな。
(行ったことがないので分からない…)
もっとも、才能のあるなしなんて、かなり上のレベルの人の話であって、それ以前の問題としては結局は練習量の多い少ないの問題だから、「なまけるな~」とカツを入れたくなるのでしょう。
そこまで生徒に感情移入して、疲れないかなぁ。
(ちなみにピアノの先生方は日本人のお子さんは真面目に練習してレッスンに来るからやりがいがあるけど、数年で帰国してしまい、これからだっちゅうところで手放さなければならなくなるので(?)、とても悲しいのだとか)
専門家の練習量と言うのは半端じゃないので、それに比べれば、1日1、2時間の練習なんて練習のうちじゃないのでしょうね。
この点、語学と一緒です。
かなり上のレベルの人になるには「才能」が要りますが、ビジネス会話程度じゃ、単なる「慣れ」だよね。
どれだけ、使ってきたか、それにすぎないのだと思います。
公募
今、東京です。
某大学の某研究所の助手採用試験を受けたのですが、ダメだったなぁ。
結構、自分向きな採用内容だったので、ちょっと一生懸命だったせいもあって、結構、がっかり。
でも、博士課程の学生やポスドクの人が職探しに必死なのは皆同じで、結局、どういう人が欲しいのかって問題に過ぎないわけで、落ち込む必要なんてないのだけど、やっぱり、がっかり。
公募と言いながら、実際は内定者がいたりする公募もあるし、この世界、人間関係大事だし、別に自分の人格や能力を否定されているわけでもないし、このご時世、いくつ面接受けても落ち続けている派遣の人とか数えきれないくらいいるだろうし、どうってことない問題なんだけど、がっかり…(ひつこい?)
ずっと、中国で仕事をしているので、わたくしは中国が好きでずっと中国で仕事をしていると皆思っているけど(まったくそういう要素がないというわけではないけど)、日本の給与基準で働きたいと思っていたりするのです。
え、こんなこと、公の場で言って、今の雇用主が知ったらどうするのって?
本人が日本人であって、家族も全員日本人で、家族が日本に住んでいる人間が、一生中国で単身赴任の上、安月給で仕事するわけないじゃないのって、雇用主だって最初から知っているわけですから、あまり問題にはならないと思います。(^^;
言語の混乱
さきほど、日本語が変というか中国人ぽい日本語だと日本人に指摘されました(たら~)
中国人と日本語と中国語をちゃんぽんにしたような会話を長年続けているせいと、ここ最近、中国語の論文を書いていたせいで、頭が中国語の思考回路のまま日本語を扱うからなのだと思います。
わたくしの生活環境では日本人と正しい日本語で長時間会話する機会はあまりありません。
しかも、最近、事務室に新たに加わった中国人実習生と米国人がしょっちゅう、英語と中国語をちゃんぽんにして会話しているので、頭が変になりそうです(^^;
他人の英語の会話の途中で中国語で相槌打ったりするわたくしって可笑しすぎ。
プロなら、日本語は日本語、中国語は中国語と割り切って、きちんと二つの外国語の間を行き来できるのだと思いますが、わたくしはその辺がいい加減なのでしょうね。
こんなことを書くと、相当、中国語が上手いのだと勘違いされそうですが、もともと外国語の成績は子どもの頃から悪くて、「感覚」と「習慣」で中国語を扱っているにすぎないのです。
右脳で言語処理してそうな感じです(^^;
言語だけで飯を食っている人はこんなミスしないんだろうなぁ(反省)
仕事のダブルスタンダード
先日、ある日本人があるベテランの中国人弁護士さんのある行動について、「長く日本に居たのに、たいぶ日本的感覚がなくなってきたのか、ひやひやするような事してくれるんですよね」とおっしゃいました。
それを聞いたわたくしとしては、あぁ、きっとわたくしも日本企業に勤めたら、「常識がない」「いい加減」「失礼」なことを知らず知らずのうちにしでかしてしまうかもなぁと、ヒヤッとしたと同時に、そうはいっても、ここは中国で、生活のほとんどを中国人と共にしているので、対外的にだけ「日本基準」を維持するのは疲れるというのを通り越して、気が狂うのだけど…と思わなくもありません。
いちおう、今は対外的には日本基準で、内部では日本基準と中国基準を使い分けているつもりではいるのですが。
一般的な日本人のよいところをあげれば、
真面目で細かい。
仕事の基準が本当に厳しい。
いつも礼儀正しい。
信用・誠実を大切にする。
誰に対してもわりと公平。
チームワークがよい。
ちょっと乱暴な例えをすると、日本基準は120%の努力と成果を四方八方から強いられ、無言の圧力も含めていっぱいプレッシャーがかかるのだけど、中国基準だと98%でオッケーっていう感じですかね。日本人なら「2%もできなかった部分が残ってしまった」と青ざめるところですが、中国的には「ほとんど完成、何とか間に合った~」の安堵感のほうが大きい。最悪2%のクオリティの差によって仕事に多少支障がでたとして、ボスが恥をかき部下を叱ったとしても、お互い翌日にはけろっと忘れている…
外資企業で仕事をしているわけではないので、日本スタンダードを知らない人に日本スタンダードを押し付けることはできず(そんな権限もない)、その中で自分だけ日本スタンダードで生きていたら、気が狂うよ、きっと。
だから、わたくしも何があっても自分が最高責任者でもない限り、他人のために「ひやひや」してあげたりしない…
本当に100%完璧にできることなんてほとんどないわけですから、心身のバランスを保って長く仕事を続けるには「ほどよい加減」も必要なのではないかと思ったりもします。
多分、これがわたくしが中国人でもなく、中国人の親族がいるわけでもないのに長く中国で仕事をし続けられる理由だったりもするのではないでしょうか。
台湾著作権法逐条解説の修正
改正著作権法が2009年5月13日に公布施行されました。
逐条解説(原文)の執筆も徐々に開始されております。
本日、一応、条文及びとりあえずの解説の翻訳はすべてアップしました。
今後は、解説の充実化に伴う原文加筆に対応して、訳文も追加することになると思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
(昨日の「途中までアップしました」のお知らせは削除しました)
改正ポイントは以下のとおりです。
1. インターネット・サービス・プロバイダの定義の新設(改正法第3条第1項第19号)
2. インターネット・サービス・プロバイダに適用される第6章の1「民事免責事由の共通要件」(改正法第90条の4)
3. 各種インターネット・サービス・プロバイダは、そのユーザによる他人の著作権又は製版権侵害行為に対して、著作権法の所定の手続を遵守していた場合、損害賠償責任を負わない。(改正法第90条の5から第90条の8)
4. ホスティングサービスを提供するプロバイダが回復措置を行う際、遵守しなければならない事項。(改正法第90条の9)
5. インターネット・サービス・プロバイダが規定に基づき著作権又は製版権を侵害したとされる情報を削除した場合、そのユーザに対して賠償責任を負わない。(改正法第90条の10)
6. 事実と異なる通知又は回復通知を提出して他人に損害を与えた場合、これにより生じた損害について損害賠償責任を負わなければならない。(改正法第90条の11)
7. 主務官庁に授権して、法規命令により前述の新設・改正条文に関する各実施細則を制定する。(改正法第90条の12)
何度見ても校正ミスはあるのよね
校正に関係のあるお仕事をしていらっしゃる方は、その怖さをご存じだと思います。
先日、あるクライアントの契約書を渡され、大丈夫だと思うけど念のために日本語と中国語を照合してほしいとのことでした。
わたくしはそのミスを見落としてしまいました。
さいわい若い弁護士さんは目ざとく発見しました。
「…すべての権力を譲渡する。」
もし、翻訳に関係なく、まっさらな状態で普通に日本語だけ又は中国語だけ見たら、どう考えたって原文作成者が「権利」と打つべきところを「権力」と打ち間違えたなと気づく文章ですよね。
私人間の契約に「権力」は出てこない言葉ですもん。
(ちなみに中国語では権力と権利は同じ発音記号になりますから変換ミスでしょう。)
これを見ながら若い弁護士さんと、
「朕はすべての権力を我が愛妃に譲渡する~」
とかいう契約書や遺言を書いてみたいよと大笑いしました。
バカなこと言ってないでちゃんと仕事しろって。。。
人民法院案例選
1年前のお正月に書いた原稿が「人民法院案例選」最高人民法院中国応用法学研究所編、人民法院出版社に収録されていたようで、先日、最高人民法院応用法学研究所に勤める姐弟子が送ってきてくださいました。
内容は日本の判例とは何ぞやから始まって、判例のリサーチ方法の説明なので、日本の法学部生なら誰でも知ってるよね、ってな他愛もない文章なのですが、できる限り中国人のWHYに答えようと試みたという点で工夫したつもりです。
「日本は成文法の国で、判例法の国じゃないのに、なぜ、判例に拘束力がある(ように見える)のよ?」なんていう素朴な疑問に答えてみようかなという意図で書きました。
しかし、これも深くつきつめれば、それこそ本が一冊書けるような大問題なので、わたくしのようなヒヨッコが先人の研究のエッセンスを引用して簡単に説明するのは大変でした。
中国にも判例によく似た「案例」なるものが存在し、便宜上「判例」と訳しますが、厳格に訳そうとすれば困りますね。
日本のような小さな国で、しかも、人と異なった行動をとることにひどく恐れる日本人社会では、似たような事件に似たような判断が下され続けて慣習法が形成されるのに何ら不思議なことはありませんが、これが中国ともなると都市と田舎、北と南、西部と沿岸部、漢民族とXX族で考えが異なるなんて当たり前ですから、日本のような判例が形成されるということは理解しがたいのかもしれません。
わたくしはこれまで日本の法学部出身者にとって当たり前すぎることを中国語で書く機会をいただくたびに、中国語のできる賢い弁護士がこんなにたくさんいるのに、なぜ自分に話をふってくれるのかよくわかりませんでした。もちろん、わたくしはエリート学者、公務員、弁護士と違って比較的書く時間があるし、大層な報酬を請求したりしないし、自分のポリシーに反する内容でなければ喜んで原稿を書くからというのも大きな理由でしょうが、最近思うに、たぶん、通常の日本人又は中国人は、日本か中国のどちらかだけで学士、修士、博士を連続して取得する人が多いのに対して、わたくしは普通に日本の法学部で日本の法律を勉強して、修士課程は日本で中国の法律を勉強して、最終的に博士課程は中国で中国人の先生や学生相手に、中国法の土俵で勝負しても勝ち目がないので、日本法はこうなっているんですということを外国法と対比させながら説明してきたため、中国人は日本のここが、日本人は中国のここが変だと思うツボみたいなもんが、なんとなく分かるからではないかという気もします。
ある意味、奇怪な経歴(短所)は、最大の強み(長所)でもあるということなのでしょうか。
ところで、この解説文の著者名を「荻原有里」とミスプリントされてしまいました。
申し訳ないと思った姐弟子は、人民法院の便せんを使用して、荻原有里は萩原有里の誤りですとの証明書を添えてくださいました。
中国人は「萩(はぎ)」という漢字を一般的には知りません。100%「荻(おぎ)」だと勘違いします。日本人の知人にですら「おぎわらさん」と呼ばれることがあるので「ありさんと呼んでくれ」と言っています。
人によってはどっちだったか自信がなくなるのであえて名前で呼んでくれる人もいます。
有里は「ゆり」ではなく「あり」と読まなければならない厄介な名前なので、困りものなのですが。
知人の中にはわたくしを「ゆり」または「ゆうり」だと思っている人が少なからずいます。
珍しい例では「ゆか」さんだと勘違いしたまま、本気でそう呼びかけ続けてくださった人もいるのですが、きっと前の彼女が「有加」さんとか「有香」さんだったのでしょうね。
パスポートがARIなので今さら、自己の都合で読み変えられないしなぁ。
もっとも自分の名前がある程度認識されれば、誰も校正ミスをしないわけで、そうなるまで頑張り続けるしかないのでしょうね~(笑)
日系企業中国人スタッフ知的財産権研修会
2008年はわたくしにとって「はじめて」のことばかりで、あっという間にすぎてしまったような気がします。
この2008年度、最後の大仕事が「日系企業中国人スタッフ知的財産権研修会」のセミナー講師でした。
しかも、「中国語」で話してくれとの要請です。
題して「日常業務において注意すべき著作権問題」
実は、中国語で講義をするのは初めてでした。
これまでに長く中国語で専門の話をしたのは博士論文の口頭試問くらいでしょうか。
数週間前まで、計算の苦手なわたくしは90分(大学のひとコマくらい)の持ち時間だと勘違いしていて、最近になって、仲のいい弁護士が企画書を見て、「これ持ち時間は75分だよ」と教えてくれました(汗)。
JETRO主催のこのセミナーは、もともと、わたくしの職場である北京天達律師事務所の弁護士に打診してきたものなのですが、あいにく弁護士は忙しくパートナー弁護士が「テーマが著作権だし、参加者は中国人の若いスタッフだから、あなたに向いているかも。いい機会だからやってみない?」とふってくださった有難いお仕事であります。
当初、JETROからいただいた企画書には50名以内の参加者、7割くらいは日本語も分かるスタッフだよと聞いていたのですが、当日は参加者が90余名にもなっていました…
実際、日本語のわかる参加者が何人いらっしゃったのか存じませんが、わたくしが使用する言語はいずれにせよ中国語にはかわりありません。
最終的には開き直って「自分は弁護士じゃないんだし、自分は会社員ではないけど、ある組織の一従業員として、むしろ皆さんとあまり変わらない立場で仕事をしていますよ、そんなわたくしが、ぶつかる著作権問題って、結構、皆さんと同じじゃないでしょうかね」というスタンスでしゃべりました。
やはり残念なのは母語じゃないので、つい、原稿を見てしまうのですよ…
PPTだけを見ながら、アドリブなんかも言える講師に憧れます。
うちのパートナーのZ弁護士なら、母語ではない日本語でもすらすら喋り、セミナーの一つや二つこなします。
そうなれるのはいつのことやら。
思ったより質問が出てきてビックリしました。
やはり、皆、職務著作に興味津津のようです。
日本人より転職が激しいですから、そこらへんをきっちりさせて、新しい職場でも前の著作物を使えるといいなと思うのでしょうね。
実務だとかなり判断が難しいケースもあるので、そういう場合、やはり最初にきちんと契約書をみておく必要があるのでしょうね。
また、著作物の修正についての質問は、本当に深く考える価値のある問題です。
著作権を譲り受けても、著作者人格権は人格権ですから譲りようがありません。
いくら譲渡契約と修正権の許諾契約書で、ある程度の修正等を認める許諾を得ていても、実際、原作の本質を覆すような修正をしたらやはり争いになると思いますので、そこらへん、著作権問題って非常に複雑で、聴衆もそこらへん、気になるらしく、そういう答えに窮する質問されるんですよねぇ。
「いい質問ですね」って思わず言ってしまいました。
特に具体的な事例に関する質問になると、実務はやはり、わたくしは弁護士ではないし、版権局の職員でもないので、一緒に来てくれた弊所のG弁護士にちょっと助けてもらいました。
もっと中国語も専門も勉強しないとなぁ、と来年への決意を新たにしました。
次はもっと聴衆を楽しませてあげないとね。
そのためには、やはり母語レベルの中国語が必要でしょうね(がんばれ>自分、です。)