時々、中国語と日本語は似ていて非なる表現があるものだなぁと感心します。
「洗手」と書いてあったら、とりあえず「手を洗う」ということだろうと日本人なら推測できますね。
それ以外の意味についてはどうでしょうか?
例えば、「洗手改行」
パソコンの前に居らっしゃる皆様は、きっと、「手を洗って、改行キーを押せってか???」と首をひねりそうですね(笑)
改行の意味は専門とか業種・業界を替えることです。
つまり、「鞍替えをする」というような意味になります。
ん?って思いませんか?
だって「手を洗って」「フィールドを替える」ことは普通、「足を洗う」じゃないの?と日本人なら思いますよね。
中国語だと手を洗うんですね。
だから、悪事から足を洗うことは「洗手不干」と言い回します。
中国語は手を染めて手を洗うのですから、論理的ですが、日本語だと語源が違うので、手を染めても足を洗うわけでですね(^^;
中国語の「大きい」ってどんな感じ?
え?日本語と同じでしょ、って思ったそこのアナタ、甘いかも。
中国語をやっていて面白いなぁと思うのは、中国人と日本人では、「大きい」の使い方の感覚が違うということです。
例えば、こんな感じ。
中国語「雨が大きい」
日本語「雨が強い」
中国語「リスクが大きい」
日本語「リスクが高い」
中国語「心が大きい」
日本語「心が広い」
中国語「C大調」
日本語「ハ長調」
まぁ、同じ漢字を使うから、日本人にとって中国語は簡単だろうと西洋人に言われますが、微妙に感覚は違うと思うんですがねぇ…
さきほど、印刷室で、この8月からうちにいらっしゃったGY弁護士に会いました。
「有里さんは、何か楽器をやってるんだって?」と聞かれました。
思わず「もしかして、GY先生、何かお弾きになるんですか」と返したところ
「…ええ、まぁ二胡とか、笛とかね…」という返事が返ってきました。
この謙遜ブリ、ただ者ではなさそう…
ふふふ。
感じからするとわたくしよりずっと上手そうなので、先生に二胡で主旋律を弾いていただいて、わたくしが相槌程度に柳琴を弾いて、若い女の子たちに踊ってもらおうじゃないか~
忘年会は歌劇団結成だ~
(妄想だけが広がる~)
最近は、忘年会だけを楽しみに仕事を続けていると周囲に言っているワタクシでありました(^^;
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暮らしを彩る, 雑感あれこれ
先日、日本で「日本人の知らない日本語」という本を買って読みました。
ドラマでおなじみの原作本でございます。
ドラマの方は、台湾人の友人で、わたくしの日本語の生徒に面白いドラマがあると教えてもらって、動画サイトでみたことがあります。
ほんと、外国人って変なところに疑問を持つものですよね。
事実、日本語が母語である人ほど、文法的に変な言葉をよく使うものです(^^;
わたくしの場合は、日本語があるレベル以上できる中国大陸人又は台湾人によく、「何で日本語ではXXというのか」「YYとZZではどちらが正しいのか」というような質問を受けて困ることが多々あります(勉強不足ですみませんって感じ)
で、先日、隣のZ弁理士に聞かれて返事に困ったことは
「ご査収のほどよろしくお願いいたします」
「ご確認のほどよろしくお願いいたします」
とかってよく言うけど、この「ほど」ってどういう意味?というもの。
会社でよく使う表現なので、お願する時の丁寧語の類かと思い、ずっと私自身使い続けてきた言葉ですが、文法的にどうなのか、どういう語源なのか、考えたこともなかったぞ~
実は間違った表現なのかとあせりましたが、大丈夫でした。
どうやら、“程”(ほど)というのは名詞にくっついて表現を和らげる効果を期待するもののようです。
だから、お願いする文章などによく出てくるんですね。
具合・情勢・様子を表わす語で、名詞について表現を婉曲にする働きがある。
同じ表現例では、「ご無礼の程」「ご愛顧の程」などがよく使われる。
『日本国語大辞典 第2版』(小学館)『大辞林 第3版』(三省堂)参照。
要するに、あいまいな日本人と日本語の習慣だったのか…
確かに、中国語に翻訳すときに、こういう時の「ほど」は訳しようがないから、Zさん、悩むはずだよ。
今週は日本です。
先ほどまで実家にいました。
そこで見たのが、パンメーカー
流行っていると聞いてはいたけど、本当に流行っていたんだ…
そして、母に説明を聞いて作ってみたけど、全然、難しくないんだね…
粉入れて、水入れて、ドライイーストをセットするだけ(^^;

パンが焼けた~
炊飯器をセットするみたいなノリで、パンが焼けるのね。
あぁ、わたくしが専業主婦なら絶対に欲しがってただろうなぁ。
ところで、北京で普通に街中で買う食パンは、正直、あまり美味しくない。
甘かったり、しょっぱかったりして、普通の食パンってないのかよ、と思います。
日本人的に「こりゃうめぇ~」という食パンが欲しかったら、外国人が多く住む専用アパートの傍とかにあるパン屋で高いお金を出して購入する必要があります。
あぁ、パンメーカーを持って北京に戻りたいなぁ。
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日曜日、二胡のケースを持って帰宅途中、後ろから60すぎの自転車に乗ったおじいさんに声をかけられました。
おじさんにナンパされたことはあるけど、爺さんは初めてだぞ(^^;
まぁ、それは冗談として、要はこういうことです。
爺ちゃん「それ、二胡ケースだろ、あんたどこで弾いて遊んでるの?」
わたくし「え???」
爺ちゃん「あんたXXビルの会社に勤務している子だろ?俺もあのビルで働いているから、あんたをよく見かけるよ」
わたくし「え~~~(わたくしは記憶にないぞ)」
爺ちゃん「あんた背がすごく高いから、目立つしさぁ。俺も背が高いだろ、バスケとか、今でもやるよ、俺66歳なんだけどさ」
わたくし「へ~そうは見えないですね、お元気で、すごいですね(^^)」
爺ちゃん「で、二胡だけどさ、あんたどこで弾いてるの?」
わたくし「どこっていっても…家で練習して、先生にレッスンしてもらう以外、人前では弾きませんよ、初級者なんだから」
爺ちゃん「え?そうなの、俺はいつも朝陽公園の西門で弾いてるんだ、結構、愛好者もいたりすんるだぜ」
わたくし「へぇ、そうなんですか」
爺ちゃん「そうそう、、それからさ、北海公園に行くと、XXっていうすっげー上手い人がいるんだけど、その辺の演奏家よりすげぇんだ。皆、技術を盗むためにその人を見に行くんだ。行って見てみるといいよ」
わたくし「ほぉぉ、それはすごい人なんですね」
爺ちゃん「XXとかXX上手くできる?」
わたくし「いえ、まだ、全然、そういうレベルじゃ…正真正銘の初級者ですから…」
爺ちゃん「え~そうなの?時間があったら、朝陽公園に遊びに来いよ、教えてやっから、じゃぁな~」
しかし、いつも思うのは、北京の爺ちゃんはこういう人が多い。
わたくしがかつて笛子を河辺で練習していた時も、「北海公園に行くと、すげぇ上手い爺さんがいるから、観察してみるといいよ」と全然、知らないおじさんが教えてくだださったことがありました。
どうやら、北海公園には上手い人が多いんですね(^^;
わたくしも、上手くなったら、公園デビューしたいものです。
今は全然、無理。
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暮らしを彩る, 雑感あれこれ
今週いっぱいまで隣に座っているW君(秋からはニューヨーク大法科大学院に行くため離職予定)が、「得瑟(de se)」という言葉を教えてくれました。
ちなみに彼は、所内の若い女の子に「Wさんって得瑟(de se)よね~」と言われて、意味が分からなかったのだそうです。
彼は南方の人なので分からなかったものと推定されます。
説明しづらい言葉なのですが、例えを挙げると、昨日買った洋服をすぐに友人に見せて回るとか、美味しいものを食べたら、すぐ他人に「あの店のこれはすっごく美味しかった」とふれて歩くような得意げな感じを表現するものです。
確かに、彼は昨日、通販で買った新しいズボンを見せてくれましたね~
しばらく中国でズボンを買っていないため(彼は長いこと米国に居た)、なんかサイズの見当がつかなかったらしく、「小さすぎて着れない~交換しなきゃ」と嘆いていました。
よく見てみると、わたくしが着れそうだったんで(わたくしは冗談抜きで、男性用の一番小さなサイズのジーンズ等がピッタリなんですわ…丈も切る必要なかったりして…)、借りて着てみたら、本当にピッタリでした(^^;
これじゃ、あなたが着れるわけないよ…最近ダイエット必要だって言ってたものね。
さて、だいたい意味の分かったところで、「じゃあ、うちの事務所で一番「得瑟(de se)」という言葉が当てはまるのは誰よ」という話になり、やはり誰に聞いても「S弁護士でしょう」との答え。
本人も認めており「確かに、私は長袖の服を買ったとして、翌日どんなに暑くてもぜったい着てきて人に見せびらかすだろうな」と言っておりました。
確かに、カエルのぬいぐるみも、朝一番にわたくしに見せに来たよなぁ…
しかし、Wさんがいなくなるとツマラナイ。
それは、別にわたくしが彼のことが気にいってたとかそういうことではなく、彼と同じ部屋にいるおかげで、この1年間、若い女の子がよく遊びに来て楽しかったんだよなぁ。
わたくしは若い女の子だいすき、面白いもん。
次にこの席に来る人も男性らしく、噂ではカッコいいらしいので、若い女の子にもててほしいものである。
先先週の土曜日、同僚の結婚披露宴に行ってきました。
日本だと、こういう席に呼ばれれば、それなりにおしゃれしていかないといけないので、女性はいろいろお金がかかりますよね。
でも中国の場合、なんというか服装は気にしなくてもいいみたい。
場所はレストランだったのですが、新郎新婦のお父さん自身、結構ラフな格好だった…
(お母様はよそいきの恰好でしたが)
そんなわけで、わたくしは普段着のチャイナドレスを着て出かけました。
何を着て行けばいいのか分らなかったので同僚に聞いてみたら、あなたはあのいつも着ているチャイナドレスでいいじゃないとの返事。
こちらとしては、「え~最近着ているのは、麻とか綿だよ、シルクとかじゃないから恥ずかしくないか?」と反応したら、それで十分だとのこと。
行ってみて分かったことは、確かにあれで十分だった…
だってTシャツの人、いるもん(^^;
若い女の子たちも出勤時に着てくるようなワンピースとかで、あまり気にしないのね。
同僚のS弁護士、M弁護士は新婦の伴娘(花嫁の介添え)を務めたので、とってもおしゃれでした。
何枚か、写真を撮ったのですが、いつもと別人で、その写真だけ見たら飲み屋の女の子みたいに綺麗で色っぽくって、とても弁護士には見えない…
ちなみにわたくしは背が高いため、ふざけてS弁護士を上から撮影したら、見事に胸の谷間が写ってしまい…スケベとS弁護士に怒られましたが、お宝写真にしております。
ところで、新郎が感激して泣いていたので、甥っ子が「おじさんは、おばさんと結婚するのがイヤで泣いてたの?」と後で聞いたらしい。
家族中が大うけしたことは言うまでもない…
ちなみに、ブーケは新婦が投げ損ねて、かなり手前に落ちてしまい、その甥っ子が拾うことになり、若い未婚の女の子達はがっかり…
それから、日本だとよほど事情がない限り、披露宴の最後までいるものだけど、開始時間が遅れたこともあり(皆、定時に来ない…)、うちの先生方も事務所に戻ってこれから仕事するからとか、次の用事あるからと言って、次々に抜けて行かれたので、わたくしも最後までいませんでした。
ははは、ほんと、気楽だね。
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暮らしを彩る, 雑感あれこれ
IMとは、インターネットを通じてリアルタイムコミュニケーションを実現するツールっちゅうことでいいのかな。
聞くところによると、中国のIMの利用率は非常に高く、インターネット利用者の約70%を超えているとか。
知名度が高いものを例に挙げれば、マイクロソフトのMSNとか、騰訊(Tencent)のQQとかですよね。
聞くところによれば、QQは若者に利用者が多くて、MSNは外国のユーザやホワイトカラーの勤め人に多いんだとか。
まぁ、職場環境が違うと言えば、違うから当然なんだけれども、わたくしも出勤時間中、MSNをずっとオンライン状態にしています。
IMで商談する人もいるんだとか。
オンラインショッピングの際にもよくQQで直接、お店の人と今在庫あるかって聞いたりしますね。
日本だと、仕事中にそんなことをすれば「何、雑談してるんだぁ~」と上司に怒られるでしょうね(解雇かしらん?)
わたくしも日本帰国中、弁護士と差し支えのない会話はMSNでしたりします。
(もちろん、企業秘密にかかわるような大事な話はしませんので、安心してください)
IMを立ち上げておく理由は、聞きたいことがあれば、自分の知り合いにすぐに呼びかけて、聞いたりするためで、日常茶飯事です。
例えば、中国人の友人はよく「XXXX」って日本語で何ていうのとか、よく聞いてきます(^^;
(さすがに、長文を全訳してくれとか言われると、忙しいと言って断りますが、指し障りのない質問はお互い様です)
弁護士同士ですと、「XX法第XX条の解釈なんだけど…」「XXに関する新しい司法解釈が出たとか聞いたけどどうなの」とかっていう一般的な相談を同級生にもちかけることはあるみたいですね。
さて、本日、二胡の先生から中国移動(チャイナモバイル)のIM「飛信」のお誘いメールを受けました。
携帯電話はほんと、電話とSMSしか利用しないので、今までこのサービスを知りませんでした(遅れているわね…)
なんじゃらほいと思って、いろいろ調べてみました。
あ、ソフトをインストールすれば、MSNとかヤフーのメッセンジャーみたいなことができるのね。
で、別に携帯同士じゃなくても、パソコンにインストールしてもいいんだね。
以前は中国移動通信の携帯電話番号を持っていないることが登録条件だったわけですが、最近は電子メールアドレスがあれば登録できるみたいです。
でも、IMでのSMSの送信可能数が月に3本しか打てないみたいなことを聞きました(これ、本当かどうか確認取ってません)
ところで、中国だと日本みたいに携帯でネット使用する方はまだ少ないと思います。
高いし、高級な携帯買わないといけないから低所得層には無理なんじゃないかしら。
そして携帯で電子メールする方もあまりいません(日本だと当たり前だけど)
日本人的に思ったのは、飛信の利用価値って、ここにあるんじゃないでしょうかね…
つまり、日本にいるときに、中国に居る中国人の携帯にSMSがタダで送れるわけですよ。
(中国人は携帯で電子メールを受け取れない人が多いわけで、どうしてもSMSを送る必要があります)
そして自分がオンライン状態であれば、相手からのSMSを日本のパソコンで受信できます。
(駐在員のおじさまが、日本に帰っても飲み屋のお姉さんと携帯メッセージのやりとりしたい、って願望が叶うわけですわね)
でも、きくところによると、自分がオフラインだと、その時に送られたSMSはどこにも記録、保存されないのだとか。
いや、最近のネットの書き込みによれば、ちょっとの間であれば後で受信できるとも書いてあったな。
それから、当然だけど、相手が飛信に返信せず、直接、わたくしの携帯にメッセージを送った場合は、日本にいるわたくしはパソコンでそれを見ることは不可能らしいです。
いろいろ面倒くさいことがあるにせよ、国際電話をかけるほどではないけど、連絡を保ちたい中国人が周囲にいる人には、とりあえず便利だなと思いました。
注意:中国語(簡体字)は問題ありませんが、その他の文字コードの場合、相手の携帯環境によっては文字化けする可能性、あるらしいです。
日本語フォントを持っていない携帯に日本語のメッセージを送ったら、相手は見られないでしょうね。
もっとも、わたくしはSMSは中国語しか打たないので、そこのところ、詳しく知りません…
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仕事, 暮らしを彩る, 雑感あれこれ
世の中には本当に訳しにくい言葉というものがあるものです。
そのなかには、「老板」(lao ban)というのも訳しにくいなぁと思います。
わたくしが日頃やっている翻訳文書にはまず登場しない言葉です(^^;
普通に辞書を引けば、
(1)(個人経営の商工業の)経営者;店主.
(2)〈旧〉京劇の名優あるいは劇団を組織する俳優に対する尊称.
小学館日中・中日辞典 第2版
中国に来る前、わたくしは「老板」は社長さんあるいは、店主みたいなものだろうと思っていました。
辞書だけ見たら、「老板」って会社の社長さんみたいな感じでしょう。
あるいは小規模なところで、八百屋の店主とか、そんな感じですよね。
でも、中国に来て分かりました。
実際には、屋台で野菜売ってる人も、立派な「老板」なんですよね。
そして、もっと驚いたのが、日常生活では、純粋な商売人の世界だけで使っているわけではないのですよ、「老板」って言葉。
例えば、うちの事務所でも「うちの老板、外から帰ってきた?」と秘書が話したりします。
この場合の、老板とは、ボス弁だったりするわけです。
つまるところ、稼いだお金で、生活の面倒を見る人(ボス弁は自分の手下に給料を支払う)が老板なのかなと思ったりもします。
もっとも、法律事務所の場合、会社のように、すべて事務所が従業員の給与を負担するというパターンと、パートナー弁護士がそれぞれ自分の手下の面倒をみるというパターンがあり得ますが。。。
もしかすると日本語の「旦那」に近い言葉なのでしょうかね。